食品メーカーとしての命ともいうべきもの、それは、「信用」ではないでしょうか。お客様の立場に立った安心安全な商品づくりに徹した上で、食材の美味しさを追求し、信用信頼を築いていくこと。私たち菊池食品工業の100年の歩みは、そうした一途で地道な一歩一歩の積み重ねにほかなりません。
今後、どのように時代が変わろうとも、食品づくりの根幹は、いうまでもなく人にあります。モノづくりは、人づくり。そして、人づくりは、会社づくり。「企業は人なり」という経営方針のもと、私たちは、さらに商品の品質を高め、企業力を高めるために、仕事に誇りと愛着を持ち、常に自己研鑽を怠らない人材の育成に努めてまいります。当社が終身雇用を前提としているのは、経験を積んだ優れた人材に長く力を発揮してもらいたいという思いもさることながら、仕事を通じて、会社も人もお互いに成長していくことが、何よりも価値あることと考えるからこそです。
こうした人を大切にする経営方針は、日々の作業環境にも貫かれています。例えば、工場は天井を高くするなど、できるだけ開放的な空間設計としています。また、天窓から清々しい太陽光を取り入れるなど、疲れにくく働きやすい環境の実現に配慮しています。また、福利厚生の充実や社員のクラブ活動支援などの取り組みが、社員の高い定着率につながり、チームプレーや和の精神を自然に育んでいます。
人材重視の社風が培う人間力が、レベルの高い技術力や開発力、ひいては明日の企業力を生み出すと信じて──。私たち菊池食品工業は、<健康創造企業>として、これからも、さらに高い品質の商品づくりを全社一丸となって追求し、ひたすらに信用信頼の道を歩んでまいります。